【雑記】仕事や生き方の模索はいくつになっても続く

週末はパン教室に行ってきました。

2ヶ月間教室開催のスケジュールが組まれていて、自分がいける日に予約をとっていくので、毎回参加する顔ぶれが変わります。

同世代や上の世代の方とご一緒する機会が多い中、今回は23歳のフレッシュな女子2人が混ざってました。

存在するだけで爽やかさをもたらしてくれる存在っていいものだなぁと、おっさんに近い感覚でにこにこ見守ってしまいます。



社会人1年目の感覚

23歳の女子二人は社会人1年目。

たまたま自分が最初に就いた職業と一緒だったので、「あぁ、わかるわかる」と人生の先輩風を吹かせてしまいました。

「社会人1年目で転職サイトに登録しました」って笑い話アプローチだから、きっと踏ん張ってがんばるんだろうなと微笑ましく思うわけですが、適性が違えばどんどん転職していい世の中だと、個人的には思ったりします。

私は一番最初に人を相手にする職業に就いたけれど、数年経って「あ、この職業にむいてない」とはっきり自覚しました。

「好き」と「適性」が同じ人もいれば、違う人もいる。

学生時代に完全に見抜ければいいけれど、社会に出てみてはじめてわかることもあります。

就職1年目からずいぶん経った自分が思うのは、「失敗しました!」「間違えました!」が素直に言えるうちにいろいろ動いてみる方が、感覚が柔軟で吸収できることも多いのではないかということ。

3月末で会社を辞める自分が思うこと

自分の適性を見出したのが、それまでの人を相手にする職業とは全く異なる、黙々とPCに向かって設計図面をかくことでした。

CADソフトの勉強をして、派遣社員を経由した後、派遣先の関連会社に正社員として迎え入れてもらいました。

3月末で会社を辞めますが、仕事の内容が嫌になったわけではなく、会社の方針と自分の思う働き方に相違が出て溝が埋められなくなったからです。

閑散期の数ヶ月仕事がないということが多々あり、それは会社として儲かっていないというわけで、やりがいも上昇志向もいつしか消え、毎月の給料はかろうじてもらえるけれど「その先は…?」と考えると、このまま働き続ける自分を想像できなくなりました。

38歳で会社を辞めるけれど、10年近く築いてきた専門性の実績が心細さを払拭している感覚はあります。

会社を辞めてしばらくは、これまで趣味の範囲でとどめていたハンドメイド作家業が起業できるほどの仕事にできるかというチャレンジをするため自由人になります。

これまでのお給料でしっかり準備した貯えと、専門分野で築いた実績の後ろ盾がなければ、小心者の自分には自由人宣言はできません。

玉砕したらまた働き方の方向性を模索すればいい。

年齢のハードルは上がるけれど、CAD使いの求人は必ずどこかにはある、というお守りをもっている状態です。

最後に

とても個人的なことをつらつらと書いただけの回になってしまいましたが、時には「へ~こんな生き方している人がいるんだ」と読んでもらえるだけの回があってもいいのでは?と思い書いてみました。

若いうちにしっかり適性を探す

見つけた適性をじっくり育てる

育てた実績をお守りにできれば自由の海にも飛び出せる

自由の海で泳ぎ疲れたら陸に戻る

こんな話は23歳のフレッシュ女子にはしていないのですが、自分の中にある経験と指標です。

ぎゃー生地こねるのむずかしい!

焼く前からもうおいしそう!

わーいい匂い!

!!!おいしい!!!

リアクションに勢いがあってとても楽しい教室でした。

実際はわいわい作っておいしいものを食べてにこにこして帰ったのですよ(笑)

これはクリームチーズが中にたっぷり入った黒糖の平焼きパンです。

もう一種類くるみパンも作って持って帰りました。

パンがおいしいと幸せです。




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